新入生が毎日のハードワークで気を付けるべきこと

4月になりましたね。ここ最近は新しい動画を撮影できるようにいろいろと準備をしているので久しぶりのブログ更新です。準備が整い次第改めて告知しますのでもうしばらくお待ちください。さて、新年度になり新しい環境で野球を始めるという人も多いかと思いますが調子はどうですか?慣れない環境でのハードワークは心身ともにストレスが大きくかかりますから十分に気を付けたいところです。

小学生から中学1年生になった、中学生から高校1年生になったという人は練習量の違いにビックリするかもしれませんね。ラン系のトレーニングが増えてダッシュによる基礎体力の向上など、かなりきついメニューが待っていますので辛さに耐えられなくて部活を辞めてしまうという人も多いかもしれません。

物事に対して粘りが無いため部活を辞めるというケースはどうしようもありませんが、ケガで練習が思うようにできなくてチームでの居場所がなくなり辞めるというケースはなるべく避けたいですよね。そういう場合は端的な野球の競技能力とは関係ないということがありますから。

たとえば、走る能力が高くて練習にもついていけてベースランニングでのタイムが新入生でトップであっても、いざ野球の試合となったら細かいプレーや咄嗟の判断などが遅くて使えないという場合もあります。もちろん基礎体力を否定しているという意味では無く、精神論で片づけてしまうと部活動の野球は非常にもったいないケースが多いという意味で、です。

ハードワークで意識しておくと良い2つのポイント

今回のテーマは気持ちの問題がメインなので、具体的に何かってことではないのですが私がハードワークする時に気を付けているポイントをいくつか挙げてみます。

  • 脛の外側の固さがケガを誘発する
  • 腕は小さく、体幹は大きく

走るときは外脛の拘束に気を付けろ!!

これ、かなり大事。脛は脛骨と腓骨の2本の骨で構成されていますが、きついダッシュを繰り返したり長距離走をさせられていると、疲労からどうしても腓骨側が拘束されやすくなります。脛骨側に重心を置くのがベストなんですが、それには重心感知が優れた身体が必要です。

たとえば、リラックスした状態でお気に入りの音楽を聴きながらバランスボールに乗れば、中心からの重心のズレは感知しやすいのですが、ハードワークでそれらを無意識に行うとなると、普段からそこへ意識を持って行っていないとなかなかできるもんじゃありません。

筋肉がついたから固くなったのならいいのですが、常時固いままの場合はそれは凝りですからケガの元になります。

そういう状態で走り続ければ、どんどん外側へ体重が乗りやすくなり股関節の位置や膝の中心がズレますから練習そのものの意味も無くなってきますね。ここは十分に気を付けたいところです。

脛の拘束を解すには工夫が必要

ただ、外脛をストレッチするといっても方法が足首を回すくらいしかありませんのでいろいろ工夫が必要かと。質感をイメージしながら上手に伸ばしたりすると効果が高そうです。それから、自分で脛骨と腓骨の間をマッサージするのも意識付けには良いかもしれませんね。

腕の振りを意識するとバッティングに有効である

ダッシュやランニングで上半身をガチッと固めて走る人がいますが、あれも非常にもったいないです。きつくなってくると肩があがってギュッと力を入れたくなるんですが、そこをしっかり意識してコントロールすると全身のバランスが良くなりますよ。

腕を強く大きく振るんじゃなくて、腕はコンパクトに肩甲骨と肋骨、肩甲骨と背骨の間を上手に使って走るといいでしょう。

バッティングがスランプになった時などぜひ試してみてください。身体を大きく使ってバットをスイングしたいなら、まずランニングやダッシュで腕をコンパクトに体幹に近い部分を大きく使っていくことを意識してみてください。

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