野球初心者でも簡単!流し打ちの苦手意識を改善するコツ

自分の打撃スタイルによっては流し打ちがあまり得意ではないという人もいるかと思います。しかし試合に出たら犠牲になる場面も出てくるはず。そこで今回は流し打ちを覚えるための流れやコツを解説していきます。はじめの内は難しく感じますがコツを掴めば打球を打ち分けることも出来てきますので確認しながら練習を行ってみましょう。

野球初心者の人でもできるように、いくつかコツと練習法を挙げておきます。

  • テイクバックで後ろに残る感覚を覚える
  • ミートポイントを後ろに置く
  • リストを無理に返したスイングをしない
  • 徐々に動いているボールに合わせていく練習をする

テイクバックで後ろに残る感覚を覚える

流し打ちではバットを遅らせることが大切になります。コンパクトにスイングするというところは、引っ張るバッティングでも流し打ちでも共通しているのですが、流し打ちの場合はテイクバックでグリップを残す感覚が若干強いほうが打球は逆方向へ飛びやすくなります。

トップを作るシーンでもタメを作れるかというのが重要なので、グリップを後方へ置くようにしてスイングすることを覚えてください。もちろんドアスイングのように遠回りするのはダメです。あくまでコンパクトにスイングしているのにグリップが残るという感覚が大切です。これは主観で構いません。

ミートポイントを後ろに置く

テイクバックで上手く残せたら軸足の前までボールを呼び込む意識を持ってください。体軸の前のポイント、ステップ足の前のポイント、軸足の前のポイントと3つに分けて考えると覚えやすいです。これは普段からコツコツと練習していれば慣れてくるはずですので、流し打ちを覚える時は3つのゾーンで打てるように意識するといいでしょう。

肩の開きも軸足の前にポイントを置くことで最小限に抑えることもできます。ただ、体重を残しすぎなスイングにならないように気を付けてください。始動のシーンでヘッドが下がるようなスイングをしてしまうと、体重が後ろに残りやすくなりますのでコンパクトに鋭く振ることを徹底します。そうすることで脇を締める形も綺麗になり、スイングしたときに打球が逆方向へ飛びやすい状態が整います。

リストを無理に返したスイングをしない

インパクトのシーンで大切なのは無理にリストを返して強い打球を打とうとしないことです。もちろんヘッドを遅らせることで打球が切れやすくなりますが、それをメリットと考えたほうが流し打ちは上手くいきます。合わせたバッティングというとイメージが悪いですが、ムリに返さずにスイングすることで何球でもファールで打ちなおすチャンスも生まれます。

大切なのはしっかり呼び込んで次につなげること。そのためには、まずは強い打球を打つということを考えるべきではないでしょう。もちろん得意になれば形を崩さず強い打球を打つことは可能ですが。

体の正面のイメージを若干ズラすと上手くいったりする

それからヘソ前インパクトと呼ばれるように身体の正面に対してどうインパクトしていくのかというのも流し打ちではコツとなるでしょう。オープンスタンスで構えた時は正面の主観的感覚が軸足寄りになっています。こういう感覚を利用して若干軸足寄りに正面をイメージすることでスクエアスタンスでも楽に逆方向のイメージが湧いてきます。ぜひ試してみてください。

徐々に動いているボールに合わせていく練習をする

最後に練習方法ですが、まずはスタンドティーでのバッティング練習がお勧めです。スタンドの位置を軸足前に持ってきて流し打ち方向のベンチへ向かって打つ練習を繰り返し行いましょう。慣れてきたら正面からトスしてもらい軸足前までボールを呼び込んで同じように流し打ちします。次にハーフバッティングでポイントを前と後ろに置いて、引っ張りと流しを交互に打ち分けることを練習するといいでしょう。あとはフリーバッティングで徐々に実戦に近いボールで繰り返しこの感覚を磨いていくことです。

簡単ではないですがバッティングの引き出しが増えることは試合での価値も高まりますから、流し打ちのコツが掴めないという人はぜひチャレンジしてみてください。

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