試合前に必ず確認しておきたい3つのポイント

暖かくなってきて各チームとも夏に向け練習も密度が濃くなってきたのではないでしょうか?個人練習よりは戦術面などの細かい練習が増えてきたと思いますが、そんな中で選手は練習試合でしっかり結果を残さないといけませんから大変重要な時期ですね。そこで今回は、努力せずに次の瞬間カキーンと打てるようになる魔法の練習方法をお教えしま・・・野球はそんなに甘くないですね(笑)ハイ・・・

今回はいきなり打てるようにはなりませんが、すでにヒットを打つスキルがある選手、センス理論で言い換えれば「技術優位・センス欠乏」の選手が、試合で安定した成績を残すためのポイントをお教えします。これはかなり使えますので、試合前や普段の練習で意識して行ってみてください。

身体の軸をしっかり確認する

まず何と言っても運動の基準となる軸を意識すること。これを行うと行わないとでは試合でのパフォーマンスが大きく異なります。軸の意識が曖昧な選手は「右へ移動するにしてもそもそもどこに対してどれくらい右なのか?筋出力は?重心のポジショニングは?」これらすべてが大雑把に計算されることになるわけです。これは当然個人差があり軸の精度はパフォーマンスに直結するということですね。

私がよく選手におススメしているのが、試合前にその場で軽く上下に弾むこと!これだけでも本当に違いますよ。緊張していると、どうしても身体が委縮していしまい意識というのは薄れるのですが、上下に軽く弾むことでリラックスでき集中することができますからね。もうちょっと上級者になると打席内で軽く弾んで、右打者ならライトポール、左打者ならレフトポールをみながら軸を意識するのもいいですよ。球場ではなく学校グラウンドなどで、外野のポールがなければ適当な垂直な線をみつけて軸を意識する。これは誰でもできるし、野球選手ならやらなければ損する方法です。ぜひ行ってみてください。

「手」は最も即効性があるパーツ

人体の中で最も意識が濃い部分、つまり脳が支配している割合が高い部分はどこでしょうか?そう手です。皆さんは普段手をどれくらい使用していますか?朝起きてから夜寝るまで、生まれてから現在まで・・・。とんでもないくらい酷使していますね。そんな手を使ってバットを握りボールを正確に打つわけですから、この手が野球において重要なのはいうまでもありません。

私は「手とバットの関係を改善することが重要だ」と常々いっていますが、少年野球のバッティング指導ではこの部分を見落としている方が多いですね。バッティンググローブも進化しており、バットと手のフィッティングが行いやすい設計になっているのが理由かもしれません。

しかし、どんなにすぐれた皮手を使用しても肝心の手が本質的には変わっていないわけですから、やはり手を変えていく必要があります。手とバットの関係を常に密着するように保っておけば、バットの扱い方が安定するわけですから、ここはすべての打者が注意しないといけません。もうちょっと言ってしまえば実はこの手は即効性があり、ヒットが打てるスキルがある(試合でヒットを打ったことがある)のなら、試合前、試合中にケアすれば良い状態のスイングに戻せたりもします。

グリップを揉みこむように手を柔らかくすると効果あり

よく構えた時にバットをニギニギする選手がいますが、この手を握ったり広げたりすることにも実は秘密が隠されています。ただにぎにぎするだけでは前腕に力みが発生してしまい、バットと手とのフィッティングどころではないのですが、手を柔らかく柔らかくグリップの形に密着するようににぎにぎしていくとこれは非常に効果があります。

無料で公開している動画「はじめてのバッティング」で私が、手はスライムのように握れと言ったのはイメージではなく、実際に手をそれくらい柔らかくしていかないと、とてもじゃないけどグリップに密着しませんよという意味です。もちろん人体の構造上スライムのようにドロドロになることはありませんが、老人の手と赤ちゃんの手とでは明らかに質感が違いますよね?理想は赤ちゃんの柔らかさです。こういうことを無意識に行っているのがプロのセンスある打者たちなんですよ。

我々アマチュアはこういう部分を意識的にしつこいくらい行わなければダメなんです。そうじゃないと運動を支配している脳から変わってこないからです。表面上「フォームを変えました」程度では運動を支配している脳のプログラムまでは書き換えられないということです。手は誰でも意識しやすい場所でもあるので、その部分を少しでも柔らかくするようにしていれば自ずと道具との関係が改善されて、エネルギーの効率化へと繋がるということですね。ぜひ試してみてください。

軸足の踵でボールを捕えるということ

3つ目は踵!これは高レベルな真剣勝負意である公式試合では必須のポイントです。投手が本気で自分を抑えに来た場合、どうしても幅が欲しいんですね。ボールの変化に対応できる幅が。それを生み出すのがいわゆる「下半身の粘り」なんですが、従来より指導されてきた下半身の粘りは、腰を低くして腿の前側にグッと力を入れて踏ん張ることを意味します。が、これ実は・・・打てません(笑)踏ん張れば「安定性」は生まれますが同時に「運動性」が失われる。バッテリーが打者を本気で抑えにいく時、まず何を考えるでしょうか?何とか打者のタイミングを外し体勢を崩すことですね。ですから打者は「崩されることを前提に打席に立たなければいけない」んです。少年野球だって良い投手は緩急を巧みに使ってきますから、タイミングが崩されない相手と勝負しているなら、それは格下の相手ですから大概は打てます。問題は緊張する大事な場面で、自分と同じレベルまたは格上の相手と対戦する場合です。どうしても崩されるわけです。そこで重要になってくるのは相手によって崩されるのではなく自ら崩していくこと。

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