今年の高校野球は「構え」の「揺すり」に注目せよ!!(2)

連日暑い日が続きますね! お盆中も休みなく練習されているチームも多いかと思いますが 節電とこの暑さで体調は崩されていないでしょうか? 水分補給はこまめにしたいところですね。学生さんが夏休みとあって無料メール相談の量が物凄いことになっていますが…(笑)よりコアな情報をメルマガでも配信したいですから 今週は甲子園を中心にセンス情報を配信していきたいと思います。

以前、メルマガで今年の高校野球は構えた時のバットの「揺すり」具合をみてみると面白いですよという記事を配信しましたよね?

字数の問題で
1のグリップを支点にして手首を固定しながらヘッドを揺らしていくタイプ
2のヘッドを中心にグリップや肘、肩周辺などを柔らかく揺らしていくタイプ
まで解説しました。

その後3、4も教えてくれという方が結構いらっしゃいまして今回は3つめのバットを一切動かさずにじっと固定するタイプ、4つめのバットを動かしていないようにみえてどことなくスッと握れているタイプをご説明いたします。

ガチッと構えるタイプはミート力の低下を招く

3のバットを動かさずにギュッと握るのは、小さくまとまる選手に多い構えですが「重心感知能力」という面からみるとこれはマイナスでしかありませんね。『身体が小さくて、パワーがないんだからギュッとしっかりバットを握って 小さくコンパクトに、下半身や腰にグッと力を入れて構えろ! ゴロを転がして足でかき回すんだ!!』 じつは、これをやればやるほど打てません。

身体が小さい、つまり身体資源に乏しいという事は極端な話、他人と同じことをやっていても結果は残せないわけです。なにか1つ武器があればいいのですが、足の速さというのはバッティングのルール上、やはりそこそこ芯に当てる事が出来なければ活かせる場面が無いので総合的に判断すれば足が速いだけでは意味はありません。

じゃ何がいいのか?やはり、手っ取り早いのは「芯に狙って当てる能力」ですよね。

だから、この3つめの「バットを一切動かさずにじっと固定するタイプ」の 選手には徹底的にバット中心操を行ってもらうんです。 確かに長打は出ませんが内野の頭を超える事は簡単です。 バットもボールも真芯に当てれば飛ぶように設計されていますからね。でも、甲子園大会レベルだと流石にこの3つめのタイプの純度100%は見た感じ…いませんね。

この部分だけでも全国の学童野球、中学野球の指導体系を確立すれ、現甲子園レベルが地方大会の3回戦レベルになると個人的には思っています。もちろん、これはセンス指導と技術指導の共存という意味で、ですよ。センスだけ鍛えれば勝てるという事はあり得ませんからね。

打席でなんとなく打てそうな雰囲気を感じる打者とは?

そして4つめ。バットを動かしていないんだけど、どことなくスッと握れているタイプこれは全身が「ほうきのバランスゲーム状態」であるとイメージしてください。つまり、バットを揺らさなくても身体の重心のコントロールが出来てしまっている。バットでわざわざ揺すらなくても重みは感じているというタイプです。

いわゆるパッと見た感じセンスを感じる選手、打てそうな雰囲気を醸し出している選手ですね。

センストレの「バット中心操」も全身で行えるようにするんですが 最終的にはこの4のタイプを目指すという事です。もちろん2でも4でも本質的には変わりないので、 揺すって構えようが、揺すらないで構えようが 重心を身体でどれくらい正確に感じていますか?というレベルですからね。

ちょっと番外編的に解説すると、1のグリップを支点にして手首を固定しながらヘッドを揺らしていくタイプでも、しっかりメカニズムを理解していると意外と使えるんですよ。私のセンストレでもよく使う手法なのですが 悪い動きをわざとして、良い動きとのギャップを身体で認識するという 動きです。

ちょっと難しいですが、 ヘッドを動かすことで前腕が緊張する⇒そこから逆に重みを感じて 芯を中心に扱う事ができるという選手です。プロ野球選手でもこういったバッターが多いですが、 これは彼らが無意識にこのメカニズムを体現しているのでしょう。 こういった先天的なセンスの部分は本当に驚かされますよね。

でも我々アマチュアの選手がわざわざリスクを冒してまで 手首を固定してヘッドを動かし、構える必要はあるのか? そう考えると、私は2をお勧めしますね。以上です。ちょっとわかりにくいですが、見慣れてくると 『おっ、良い雰囲気の打者だな』というのが”直観”で わかってくると思います。 テレビの前で実践してみてください!

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