野球は下半身が命ってマジかよ?!ランジトレーニングは上達に役立つのか??

メールNo.80 配信日2015/09/14

メール相談で面白い質問があったので
今回はメルマガで回答しつつ少々お話ししていこうかと思います。

質問は「ランジトレーニングで球速は上がるのでしょうか?」こんな感じの内容です。

ずばり結論からいうと・・・

ランジは効果あります!
ピッチングだろうとバッティングだろうと効果アリです!!
どんどんやるべきです!!!
石川はランジトレーニング推しです!!!!

・・・まぁ、トレーニングを行う人によりますがw

これは、どのトレーニングでもいえますが
どういう身体の状態で、何を意図してその動作を繰り返すのか?
無意識でも意識した結果でも構いませんが、実際にどこ鍛えてるのか?

まずここらへんをクリーンにしていけば
そうそう間違いはおきませんので
ランジトレはパフォーマンス向上に繋がると思います。

この動画のやり方なんかは注意点などは
私の考えとは違いますが、個人的に結構好きですね。

↓youtubeにあったランジの動画です

(※メルマガ限定リンク)

野球でランジ系の動きを使って鍛えるときに
私がよく気を付けているのは

・重心のコントロール
・ブレーキ筋の徹底排除

の2つです。

上記の動画のようなランジウォークは、とにかく難しい。
頭が上下しちゃうんですよ。

これが上下しないようになり、
常に腰の高さを一定に保ってランジウォークできれば・・・くっそ動きが良くなります。

めっさ上手い内野手の流れる動きも
この上下の重心コントロールがカギを握ってますから
”どんくさい”といわれる選手はぜひトライしてみてください。

コツは大腿四頭筋(腿の前です)をとにかく使わないこと。筋肉痛なんてもってのほか。
全く使わないってのはムリですが、ほとんど前腿は使わない。

横からみて膝が突き出たり、
正面からみて膝がフラットに出せてない場合かなりキツイです。

前腿は使わずお尻の筋肉で体重を支え、
体軸のみをスーッと流れるように進むんです。

こういった重心の上下と前後のコントロールを組み合わせたトレーニングは
ここだけの話・・・センスが上がりますよ

くっそむずかしいけどw

紹介した動画の後半部分で
塀を昇り降りしてるトレーニングは
重心をどこに置くかを意識して行うと効果や狙いがわかりやすいです。

たとえば、
守備などの低く構えた姿勢のときの重心位置をイメージしてください

その重心位置をイメージしながら昇降を繰り返すと
なんじゃこりゃってくらい身体が重く感じるかと思います。

逆に
登りきった時くらい高い位置に
重心があるかのようにイメージしながら昇降を繰り返してください。

登るのは楽だし、
降りるときもふわっと猫のようにソフトランディングできるでしょう?

軽やかな動きで周りを魅了するセンスの良い選手は
「そのイメージ」と「重心の操作」を「無意識」に野球の動きで使ってるだけです。

したがって、この重心操作(センスアップ的には重心感知能力と呼んでますね)さえ
上手にコントロールできてしまえば、じつは道具の操作も上手くなるので一石二鳥・・・
いや、本来ならこの重心コントロールを鍛えてから道具を持つべきかw

で、ここからが重要ですが
もう賢い人は何となくお気づきでしょう?

上記のポイントをおさえ、ランジトレを応用しちゃえばさ

ランジティーバッティング
ランジキャッチボール、ランジペッパー・・・

ランジ勉強、ランジ横断歩道・・・・(経験上、世間はこの高度なギャグをまだ受け入れてくれないようなのでやめたほうがよい)

繰り返せば・・・・繰り返すほど、重心感知能力は高まり…ゴクリ
センスが上がりますよ!!

まぁ、上下動しないように脱力するのがむずかしいけど

器具はもちろん
スペースもそれほど必要ないのでコスパは抜群
が、いかんせん地味だ。
やり方はカンタンなんだけど、制御はなかなかに難しい・・・地m
そんな、どМ向きな鍛錬法がランジです

野球は下半身が命ですから
球速アップを考える投手はもちもん
飛距離アップを狙う野手のみなさんぜひやってみてください!!

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