本気の人だけが実践すべきトレーニングのレベルとは?

メールNo.34 配信日2014/08/12

今回のメルマガはガチ勢向きですw
エンジョイ勢はそっ閉じしてください。

こういう仕事をしていると
小学生~大学生と年代問わず
たまに向上心の塊みたいな方が集まってくるので。

そういう人たちに向けて
ちょっと一言って感じで今日は書いていこうかなと。

このメルマガを読んでいる方の多くは
少年野球メール上達講座を経由していると思うので話が早いかと思います。

講座でも紹介したように
高岡英夫氏の「ゆる体操」が
高みを目指す人には必須のメソッドであるということ。

野球をやってる95%以上の人は、
背骨、肋骨、肩甲骨、股関節・・・圧倒的に固い。
自分が思っている1000倍固い。

言い方が厳しくなりますが『ハッキリいってそんなんじゃムリ』です。

たとえば・・・
サドルを低くしたママチャリで激坂を“座って”漕ぐのと
整備されたハイエンドモデルのロードバイクに乗って
ママチャリと同じ出力でペダルを漕ぐのとでは
推進力にとんでもなく差が出るのは誰でも想像できますよね?

同様にママチャリで出したスピードと距離でいいのなら
ロードならその10%程度の力で同じスピード距離は出せるでしょう。

野球という競技において
センスのあるやつと同じグランドに立っている場合
これよりひどい現象が起こってます。

まずそれを認識してください。

つまり、
ハンドリングやペダリング技術を毎日バカみたいに練習しても
そもそも同じ土俵に立ってはいけないレベルというやつです。

それくらい差があります。

ではその差を埋めるにはどうすべきか?

答えは・・・
こちらも最新モデルのロードバイクに乗り換える!ですね。

でね、あらゆるトレーニングを行っていくうえで
センスの無い人が「上達の壁」を易々と打開していくためには
高岡氏の「身体意識」という概念が必ず必要です。

ストラクチャー、モビリティ、クオリティの3つ。

たとえば、
腕を上方へ上げて指先から肩までを揺する
リラクゼーション系のトレーニングを行うとします。

そこで意識すべきは
動きと質、構造は身体意識を勉強しなければちょっと難しいので基本的な部分でのみ。

どのように揺するか?左右なのか回転なのか?小刻みなのか、ゆったり大きくなのか?

また、質はどうか?
暖かいのか?冷たいのか?鋭いのか?ふわっとしているのか?固いのか?トロトロなのか?

ここまでしっかり意識してゆる体操を行い
継続して根気強く自分の身体の凝りを解きほぐす努力をすれば
間違いなく上へいけます。断言します。

逆に言えば、センスの無い凡人は
この能力が圧倒的に足りていません。

というのもセンスのある人間、才能のある人間というのは
これらを無意識に高次元で行っていますので

我々凡人がその域に達するためには
ピンポイントで後天的に鍛えなくてはいけないわけです。

んで、今回はピッチャーに絞りますが
具体的に何をすればいいか?

ゆる体操では・・・
肩甲骨モゾモゾ
魚・イルカクネクネ
胸フワ背フワ
肘クルン
手首ぷらぷら
この辺りをメインに上半身をゆるめます。

そして、ある程度ゆるが出来てきたら・・・
「ベスト回し」を行う。

順サイクルと逆サイクルというモビリティを
クオリティは暖性で液状に近いものを

ネットスローの練習でベスト回しを意識して~って
いうのはだいぶ先のお話し。
それくらい肋体と肩甲鎖部の連動が難しい。

とはいえ、
部活で野球をやっている以上
何か月もノースローってわけにはいかないので
ワンポイントワンポイントを押さえながら併用して行っていくのが現実的。

とにかくゆるめる。
ゆる体操を行う時はクオリティとモビリティを正確に意識する。

ベスト回しをやり込んで
上半身の運動レベルを最高度に持っていく。

余談ですが、私がまだ選手時代の頃は
ベスト回しとゆるをひたすらやり込んだ結果
棒立ち・上体投げだけでも130キロは余裕で超えました。

それくらい肋骨を駆動体としたときの爆発力は凄まじいものであり
脊椎動物の奥深さでもあります。

野球をやる上でハッキリいってほとんどの人が使えてない。ただそれだけ。

体幹を機能関節・駆動体として無意識に使える
ほんの数パーセントの人間が上へ行けるのであり、

これらは腹筋背筋を鍛えて静的なガチッとした軸を作る
レベルで満足している選手では永劫辿り着かないレベルです。

最後に、これは年代は関係ないです。

少年だろうがおっさんであろうが
背骨と肋骨が存在する脊椎動物である以上
DNAレベルで脊椎系の駆動力は誰にでも備わっていますからねw

ただ、何度も言いますが
生まれてから今日までストレスによる心身的拘束を受け続け
どれほどの年月が経っているのか?

単純に考えて
50歳よりも15歳のほうが
背骨や肋骨をゆるめるのは遥かに楽ってことです。

さぁ、時間は待ってくれません。
もうこれを聞いてしまった以上やるしかないですねw

ゆるの本はたくさんありますから
ガチ勢はぜひ取り入れてください!

このテーマはテキストでは伝わりにくいので
究極のセンスアップサイトで扱う予定です。
楽しみにしていてください。

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