バッティングフォームを変更する前にチェックしておきたいこと

メールNo.160 配信日2018/04/12

前回のメルマガでも書きましたが、今回はちょっと補足です。
左の壁の話しましたけど大谷選手が逆一本足打法で意識付けをしている動画を貼っておきますね。【参考動画】メルマガ限定リンク

打撃フォームを真似してもあまり意味はないという話もしましたが、
やはりセンストレは「こういう動きでバットを振る・ボールを投げる」という”見た目のフォーム自体を変える”ことを推奨しているわけではありません。

モノマネから入っていって、センス(本質力)を高めてしまう選手が稀に出現しますけど、基本的にはセンストレや私の考えは「(意のままに)動くカラダをつくる」ことです。

その動作自体を自分のフォームに取り入れてもすぐには結果が出ない、これは間違いないでしょう。
繰り返し繰り返しカラダの隅々までゆるめて、連動性を高めるようにメソッドを行う。そうすると、実戦で高度な動きが自然と出てくるようになる。これが理想的な流れです。

例えば、アクシスラボでは昔からバッティングで「引き」という動作を提唱していましたが、これも同じ。

インコースの厳しいボールを反対方向へ捌くような打撃動作だと確かにそういう引きの動きが出ているようにみえるんですよ・・・今日の大谷選手のタイムリーヒットなんかもね
【参考画像】大谷 いきなり先制適時打 左腕からメジャー初安打!2試合ぶり安打&打点(メルマガ限定リンク)
でも「引きの極み」のようなセンストレのメソッドの場合は、意図が全く別にあるわけです。

もっとも重要なファクターは上半身の○○

これまでセンス指導を行ってきた経験上、私の中で「ほぼどんな選手でも打撃・投球動作が一気に高次元になる最も重要な要素」が、じつはあります。

それは・・・・・・・・

”「肩・鎖・肩甲」部分のパーツと「肋骨」部分のパーツとを独立して意識できる領域に至る”こと。

バッティングやピッチングって「下半身を使って○○しろ」みたいによく指導されますが、直接道具を扱うのは上半身ですから上が優れた動きをしているからこその下半身主導の動きが生きるわけです。

だからこの部分をいかに使えるように調整するかが短期間での上達のポイントになります。

通常の練習ではまず動かせない

みなさんのチーム内でも…

  • 肩甲骨が柔らかい
  • 肩関節が柔らかい
  • 肘関節が柔らかい

上記のような選手は数人くらいはいるのではないでしょうか?

でも「肩関節・鎖骨・肩甲骨部分」と「肋骨部分」の間がズルズルと柔らかくスライドしながら、しなやかに打撃・投球動作をする選手はそうそういないでしょう。

さらに、肋骨と胸骨周りが「体幹部の駆動力」として使えるレベルで柔らかい選手なんて、よほどの強豪チームのレギュラーじゃないと…まぁ確率的にいないかと思います。

ここがポイント。通常の野球の練習では、この部分をゆるめることはまず無理って考えてください。

関節のストレッチなんかでも、意識を同時に鍛えるようなトレーニングバカじゃないと、上記のような関節が単に柔らかい選手になるくらい。

そのくせ、日常生活のストレスやセンターの歪み、毎日の部活でハードワークしカラダを酷使・・・すると、どんどん凝り固まっていく。

長年、脇や鎖骨、肩甲骨の内側にこびりついた筋肉のコリは、自身が自覚している何千倍もあって、ここを運動で使える状態まで緩めるとなると、並み大抵の努力じゃ無理でしょうね。ってレベルなわけです。

運動のコスパ最強は「ゆる体操」

もちろんそれはゴール(プロ入りを目指すのと弱小校のレギュラー入りを目指すのは違う)をどこに置くかで個人差がありますけど、数パーセントでもゆるめば今より劇的に景色が変わることは間違いありません。

いきなり上をみるとモチベーション下がりますからね(笑)少しずつでいいんですよ。

なので小中学生は難しいことして続かないのでは意味がなく、それこそ「だったら技術練習でもやってたほうがマシです」って話。

その点、センストレや高岡氏のゆる体操は「ながら」でもできるものが多いですから、ライト勢なんかは最初の内はセンストレ専用の時間なんて必要ないんじゃないかなと。

例えば、素振りの合間にセンストレやゆる体操のメソッドをさりげなく入れて、そこがゆるむようにゆるむようにと意識したりとかね。
それだけでも、練習中あらゆる動作の合間に自然と入ってくるようになってくるでしょうから。いちいち器材やらスペースやら確保する必要がない、運動のコスパは最強です!

ゆる体操は過去にも取り上げて記事にしたりしてますので、興味のある方は探してみてください。

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