篠塚和典の打撃バイブル

自分に合ったバットを選ぶ

バッティングの基本編

打ちやすいバットの選び方

自分に合ったバットの見極め方を紹介していきます。少年野球でバットの購入を検討している方はぜひ参考にしてください。

バットを選ぶときのポイントは主に以下の4つが挙げられます。

  • バットの長さは適切か?
  • 重すぎではないか?
  • グリップのフィット感はどうか?
  • 自分の打撃スタイルとバットのバランスは合っているか?

バットの長さは選手の身長に合わせて選ぶと良いでしょう。以下の表はあくまで目安です。

身長 110cm 120cm 130cm 140cm 150cm 160cm~
バットの長さ 65cm 70cm 75-78cm 75-78cm 75-78cm 80cm~

バットの重さはあまりにも重すぎるとスイングができませんので選手の体力に合わせて選んでください。実際にバットを持ってみて、ヘッドを揺すったり、その場で構えてタイミングを取る動作をしてみて筋肉に違和感が無い重さなら大丈夫です。低学年の場合はジュニア用のバットもありますので迷ったらジュニア用のバットを選ぶと良いでしょう。

手と直接接するバットのグリップも重要なポイントです。初心者の内はグリップを利き打ち用に巻きなおすということはしなくていいでしょうが、グリップを握った時に感じる太さからくるフィット感は大切にすべきです。どちらが良いのかは、フィンガーグリップタイプとパームグリップタイプによって大きく異なるので実際に握ってみてしっくりくる太さを選んでください。

それからバットのバランスも頭に入れておいてください。

バットのバランス

上図1がカウンターバランス、2がミドルバランス、3がトップバランスと呼ばれています。バランスというのはバットの重心が先端にあるか手元に近い部分にあるかという意味です。バットにはそれぞれバランスのタイプがありますので、打撃スタイルに合わせて選ぶのが良いでしょう。

イメージで言うと長打を狙うならトップバランス、バットコントロール重視ならミドルバランス、コンパクトにスイングしたい場合はカウンターバランスという感じです。

もちろん、これらは目安ですのですべての選手に合うというわけではありません。体格体力が様々ですしバッティングフォームも異なります。少年野球用のバットであれば小学生を想定して設計しているためよほど規格外なバットを選ばない限り外れはないです。カラーやデザイン、性能などにこだわってみてもいいかもしれません。


基本ができたら試合で役立つテクニックを覚えていくことが大切です。これらが自然とできてくると野球が楽しくなるのでぜひチャレンジしてみてください。

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