自宅でのバッティングトレーニングに行っておきたい方法

レギュラーを目指している選手は、チームの練習よりも自主トレの質をどれだけ上げることが出来るかが重要になってきます。一人で練習や鍛練するというのは、どのスポーツ・武術などでも重要な時間ですし、チーム練習では発見できない気づきなど自分のプレーや身体の使い方に向き合うことができるという利点もあります。

一般的にバッティングの自主トレといえば素振りやスペースがあればティーバッティングなどがあります。今回は自宅でできるバッティングのトレーニングをいくつか挙げてみます。

  • 股関節と肩甲骨のストレッチ
  • トレーニング器具を使って素振り
  • ピンポン球を打つ練習
  • イメージトレーニングでタイミングの練習

股関節と肩甲骨のストレッチ

お風呂上りに必ず行いたいのがストレッチです。これは誰でもすぐに行える上達法といえるでしょう。やり方がわからないという人はチームで行っているストレッチを行うのも良いでしょう。特に股関節と肩甲骨周辺は重点的に行うようにしてください。ストレッチのコツは痛いほど無理に伸ばさないことです。ゆっくり、じっくり、身体全体に染み渡るように伸ばすように行うと負担をかけずにコンディションを整えることができます。

トレーニング器具を使って素振り

自宅で素振りを行っている選手も多いと思いますが、ただバットを振るだけではなく工夫すると練習の質が向上します。最近は色々練習器具が販売されているのでそれを利用するのも一つの手でしょう。バットに重りを着けるものもありますが、少年野球であまり負荷をかけすぎるのもよくありませんから重量をよく考えて行ってください。またインパクトで音が鳴るタイプのトレーニング器具も感覚を養うために有効でしょう。やや難しいですが、どのポイントで手首が返るのかなど意識しながら微調整を繰り返すというのも効果が高いです。

ピンポン球やスポンジボールを打つ練習

屋内でバットが振れるスペースがあるのなら、インパクトの練習としてピンポン球やスポンジボールで特打するのも良いかもしれません。金属バットじゃなくてもホームセンターで売られている細めの丸棒などを使ってミートの練習にする方法もあります。また、タオルでスイングすることでインパクトの柔らかい手首の使い方をみにつける練習も効果的です。重要なのは道具や形はどうであれ「ボールを打つ」という感覚を常に持ち続けること。自宅でのバッティングトレーニングはここがポイントになるのではと思います。

イメージトレーニングでタイミングの練習

最後は実際に投手の映像をみながらタイミングを取る練習です。プロ野球中継でも構いませんし、PCの動画でも構いません。軸足にしっかり体重を乗せてピッチャーのモーションに合わせ、タイミングをアジャストしていく練習は何度やってもやりすぎということはないほど重要です。どの部分で始動をするのか、体重移動はリリースポイントのどの位置かなど、自分の打撃スタイルをつくるには最適です。試合でも無意識にその日の相手投手に合わせるようにできるまで行うと良いでしょう。タイミング系のトレーニングはいきなり試合で行っても上手くいきませんからね。日々の積み重ねが大切です。

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