核心に迫る!なぜセンストレで結果を残せない人がいるのか?ゆる体操の効果を引き出す3つの概念

メールNo.92 配信日2015/11/10

前回の公式メルマガでは
ゆる体操のおおまかな流れやイメージについてお話ししました。

今回のテーマはゆるトレをしていく上で
必ずぶつかるといっていい壁について書いていきます。

『同じ揺する動作をしていても人によって効果が大きく異なってしまう』という現象。

この罠にはまらないようにするためには
ゆる体操の考案者である高岡先生の「身体意識」という概念を理解することが
必要なのですが、これは非常に難しいので・・・・

できるだけわかりやすく書けたらいいなと思います

必ず知らなければいけない3つの概念

ゆる体操の効果を120%引き出すには
必ず理解しなければいけない3つの概念があります。

それは、カラダをゆるめていこうとしたときに

  • どこにどんな意識を置いて
  • どのような感じで
  • どう動かすのか

を明確にしておかなければいけません。

身体意識的には・・・・・

  • テクスチャ(構造)
  • クオリティ(質)
  • モビリティ(動き)

というのが正しいのですが
これらは難しいので興味ある人だけ参考書籍をご覧ください。

イチロー選手のストレッチから学ぶゆる

3つの概念のイメージとしては・・・
たとえばこちらの画像↓
(※メルマガ限定リンク)

イチロー選手がよく行う腰割のストレッチですが
①は体軸とセンターの意識
②はアクセル筋であるハムストリングスへ均等に負荷をかける意識
このような意識を置くことが1つめの「構造」にあたります。

腰割は無理やり伸ばすと痛いですが
伸ばすときの感じを変えることでストレッチは激変します。

たとえば、股関節を伸ばす時に
「固い無機質で冷たい金属をイメージ」して行うのと
「暖かくてトロトロな極上の生クリームをイメージ」して行うのとでは
自分でも笑っちゃうくらい面白いように変わってきます。

前者は雑にぎゅっぎゅっと痛みつけるようにストレッチしますが
後者だと労わるように大事に大事にやさしくストレッチします。
これが2つめの「クオリティ」です。

3つめの「モビリティ」は腰割の場合
肩を入れて頭頂から仙骨までを捻る動作。

強弱や速度、捻り幅などもありますし
1つめの「構造」が人によっては置き方が異なり
“回転しやすい方向”などもあると思います。
(腰割の場合の構造は体軸とセンターとハムスト)

これは余談ですが、バッティングでは
「軸の意識の置き方」「壁の意識の置き方」
「回転したいorしやすい意識の置き方」などの「構造」によって
ボディスピンしやすい方向ってのが出てきます。

右打ちよりも左打ちに転向したほうが
結果が出てしまうということが起こるのは、こうした無意識の部分も大きいでしょう。

もちろん、技術的には右打ちのほうが高いですから
すぐに左打ちで打てるようにはなりませんが

ある程度左打ちでも打てるような技術が身についてくると
上記の「構造」の影響で
明らかに右打ちよりも左打ちのほうがボディスピンのキレが良いってことは結構あります。

なかなか調子が出ない選手に『気分転換に打席変えてみたら?』っていうのは
壁や軸の意識の置き方を確認させるうえでも結構有効な手法なんですよw

ゆるめるのが上手い人と下手くそな人の差

ゆる体操は色々な種類があって
『どれやればいいんだよ』って困ってしまいませんか?

じつはそこにも秘密があるんですよ。

石川が何でこれほどまでに「ゆる」は凄い凄いっていってるのかというと
上記の3つの概念(「構造」「質」「動き」)をまったく知らない人でも
それらが勝手にできてしまうように、各体操が緻密に計算しつくされているんです。

ただ、ゆる体操を行うと1つターニングポイントになってくることがあります。
2番目の「クオリティ」!!

これは個人の体性感覚的な意識の濃薄に依存するため
積極的に意識して質を変えていった方が断然効果が高い。

言いかえれば、
何も考えずに各体操を行うのも当然いいのだけど
揺するときのカラダの感じ方はしっかりイメージして行ったほうが良いってこと

ようは・・・・
トロトロ、ふわふわ、ゆるゆる、べろべろ、ばらんばらん
というような感覚を身体で本当に感じながら揺すれる人は何ら問題はない。

全く感じることができなくて
ゆる体操が“ただ揺するだけの動作”になっている人は全く効果がない。

こんな感じ。

これらのイメージや感覚は慣れもある。
んで、ゆる体操ではそれらをアシストするために
「擬態語」というテクニックがあります。

上記のようなトロトロ、ゆるゆる、べろんべろんなどを
実際につぶやきながら揺することで

「クオリティ」が体性感覚的な意識として
本当にカラダで感じられるようになってくるというお手軽で優れた手法。

はじめはぶつぶついうのは恥ずかしいのですが
恥ずかしいと感じてるのはそれだけ脳が固いって証拠なんで
もっとゆるゆるな発想で取り組んでくださいw

初学者はそこを当面の目標にするのが私の経験則上お勧め。

ここに至らずに挫折する人が多いと思いますし、
ただ揺すっているだけでゆるみはしないという期間はあまりにも無意味ですし
その間に素振り1万回行った方が有効でしょう。

今回はここまで。
センスアップの核心に迫ること書いてるので
これらの概念にピンときて「覚醒する選手」が出てくるはずかと。

ゆる体操は何か特別な機材が必要とかではないので
いますぐ始められますし、やればやっただけリターンは大きいですから
本当に上手くなりたいと思っている選手、親子は考えるだけ時間の無駄ですよ。

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またメールします。

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