素振りやティーバッティングなどで“バットを振り込む”ときに注意しておきたいこと

メールNo.42 配信日2014/09/15

9月も中旬に入り
秋の新人戦が始まってるぜぇ!!ってチームもあるかと思いますが
どうでしょうか?いいスタートは切れましたか?

試合で結果残せたって人も、
アピールが足りなくてスタメン落ちしたって人も
悔いの無いように日々を過ごしていきたいですね!

さて、今回はメール相談の回答でも行ってみようかなと。

メール相談で送られてくるメールの中には
同じような内容で色々な人から送られてくる
いわゆる“よくある質問”があります。

やはりバッティングなら飛距離系ですね。
「ホームランを打ちたいんだけど何の練習をすればいいか?」ってやつ。

詳しくは「究極のセンスアップサイト」の
メイン9タイトルや各動画で解説しているため明かせませんが、

・体重移動

・脱力による重み

それから

・肩甲骨や肋骨といった身体の軸に近い部分を使ってボールを押し込む動き

これら3つが長打力アップの
カギを握るのではないかと私は思っています。

ただ、大前提として
パフォーマンスは「技術力」と「本質力」のバランスが大切です。

従って
根本的にバットの振り込みが足りない、
ボールを全然打っていないという選手は論外なんですが
しっかりバットを振っている、ボールを打ち込んでいるって選手は上記3つで激変します。

実際どれくらいバットを振り込めばいいのか?
どれくらいボールを打ち込めばいいのか?という疑問が湧いてきますが
ここは技術の問題なので私は専門外です。

高校の強豪チームともなれば
一日1000スイングを目標にっていうケースもあるようですけどねw

学童野球の場合は
毎日50球も打てればかなりの練習量になるかと思いますが
そこは本人のやる気次第ですからどうなんでしょうか?w

もちろん、昔から言われているように
練習は量より質が大切ですから
1000スイングしても選手によっては効果がハッキリと分かれます。

具体的には意識ですね。

この場合、
気持ちの問題という意味では無く、身体的な意識です。

両肩甲骨周り、つまり胸椎周りですね。
ここが柔らかくなるようにと
スイング動作を繰り返し行えば明らかに凝りが減ってきます。

意識が薄くなってきたら
胸椎をパートナーに擦ってもらうとより効果が高いです。

バットを振り込むなら
股関節への重心の置き方も工夫しているとおいしいですよ。

一番簡単なのは足裏の意識を高めて振り込むこと。
段々重心のコントロールがわかってくるんですよ。

イメージとしては
電車の揺れに対して重心を逆方向へ持っていくときのあれですw
あんな感じで重心を移動させる・制御するっていうのがハッキリとわかる。

そこを意識しながら軸足の踵を地面に押し付けて粘るようにスイングする。
拇指球ターンにならないように踵は粘り強くです。

この2つだけでも全然違いますよ。

ちょいテクとしては
外で手を洗った時なんかでタオルが無い場合
振り子運動を利用して肩甲骨から大きく手腕を前後にプラプラさせる。

そう、ゆる体操ですね。

手が乾くまでの時間を使って
腕の脱力と重みを身体に覚え込ませるんです。

それから立ちながら靴下を履くときなんかは
足裏の重心を意識して踵で踏み込む練習に使えます。

どの位置に重心を持っていけば
片足を上げても無駄な力が抜けるのか?

軸を前傾させて柔らかく立ちながら
靴下を履くわけですから
身体の外側がガチガチなお父さんはふら付きますよねw

あの体勢で軽く踵でトントンと上下動を行うと
股関節に置くという意識と、脛骨に乗せるという感覚がわかるため
打席で構えた時にスッと軸足に乗る立ち方が行いやすくなるんですよ。

これは子どもにはわかりやすい感覚だと思うので
ぜひ行ってみてください。

今回はこんな感じで終わります。
ケガの無いように練習ガンバってください!!

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