ライバルに差をつけろ!今冬はセンストレでレベルアップしよう

メールNo.138 配信日2016/11/15

みなさん侍ジャパンの強化試合はチェックしましたか?
本来ならコントロールが良い投手陣ですが、数試合の大量失点が気になるところですね。
毎回WBCは異なるボールとストライクゾーン、マウンドの硬さに苦戦しますが
本番にはしっかりまとめてくるでしょう!いまから非常に楽しみです

オフシーズンは計画的にトレーニングしよう!

野球はこれからオフシーズンへ入りますが
春先までにレベルアップするためには冬のトレーニングは欠かせません。

ただ漠然とトレーニングするのではなく
合理的に上手くなるためにも目的をもって行いたいところです。

ボディバランス向上のために体幹トレで軸周りを鍛えるもよし
疲れにくい体を作るためにインターバルトレーニングをするもよし
ケガをしない体を作るためにウエイトトレーニングをするもよし

オフはボールを使った練習時間は減りますが、
その分フィジカルトレがしっかりできます。
「自分が目標とするスタイルには何が足りないのか?」を明確にしてから
冬のトレーニング計画を立てるといいでしょう。

私がお勧めするのはまず下半身強化!
やはり地面の上で行うスポーツなので下半身の安定はプレー全体に影響を与えますからね。

冬の走り込みは必要なのか?

もちろん、昔ながらの走り込みで下半身強化もいいでしょう!

ただ、効率の悪いランニングフォームで走ると
狙った効果が得られない場合もあるため
ピンポイントで野球の動作に必要な「股関節裏のハムストリングス」を鍛えたほうが時短にはなります。
(※もちろんチームのノルマは絶対順守ですが)

それと走り込みの場合、
選手それぞれが運動強度を把握してないといけません。
私は趣味で自転車をやっているのですが
バイクトレーニングは心拍数から運動強度を割り出し、
意識的に効果をコントロールするんですよ。

  • 有酸素能力、持久力の強化
  • 筋持久力の強化
  • 最大酸素摂取量向上
  • 乳酸除去機能の強化
  • 瞬発力の強化

こんな感じで強度が増すと効果が異なるし、きつけりゃいいってわけじゃない。
心拍計を使ってリアルタイムで確認しながら
目標の強度をキープするようにペダルを回すという感じ。

最大心拍数と最小心拍数は個人差があるため
ある選手にとっては50%程度のリカバリーでしかない強度でも
ある選手にとっては90%を超えてしまうインターバルクラスの強度になることもある。

自分と同じレベルの選手と練習するのが理想だが・・・

たとえば、野球なんかは上級生、下級生も一緒になって整列し
声を出しながらランニングすることがあると思います。

比較的高強度なトレーニングをしたあとのアップやクールダウンでは
口呼吸にならない程度のリカバリー領域で走りたいのですが
心拍数の個人差を考えていませんので、先頭を走る選手が速すぎるということもありえる。
学童野球ですとグランド3周もすれば
走るのが苦手な選手は集団から千切られトボトボ走っている光景はよく見かけるかと

チーム全体の息がぴったり合ったランニングは
パフォーマンスとしては最高にかっこいいですが
そういったあらゆるものを排除し、目的を上手くなるためだけにした場合・・・合理的とはいえない。

列とか声とか関係なく
適当に自分と同じレベルの選手同士で走ったほうが狙った効果は得られる。
まぁそういう類の話は組織に所属している以上理想論なんでしょうけど
上手くなる機会すら与えられていない選手もいるという現実もあるということです。

そこで重要になってくるのが一人修行、自主トレですね。
長くなるので今回はここまで
次回は今冬必ず行っておきたいトレーニングを具体的に紹介していきます。

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